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横尾忠則×川井郁子 -アートとヴァイオリンの競演-

Date of Release

2021.5.25 Tue.

2021年5月6日、世界的美術家横尾忠則と日本を代表するヴァイオリニスト川井郁子によるアートと音楽の融合が実現した。緊急事態宣言下の本年5月6日、神戸・横尾忠則現代美術館で開催中の企画展「Curators in Panic 〜横尾忠則展 学芸員危機一髪」会場で収録。多様な芸術表現をプロディースするRenaissance Classicsによる映像作品が世界のアートファンに向けて公開された。美術家や音楽家を始めとする様々なアーティストたちの活動が制限されるなか、美術館展示空間での演奏という、コロナ禍の今だからこそ可能な芸術表現が誕生した。

ARTIST

◆ヴァイオリン:川井郁子

◆美術:横尾忠則

◆音楽:川井郁子「アルバ」、ガトー・バルビエリ(川井郁子編)「ラストタンゴ・イン・パリ」

ABOUT

◆主 催:横尾忠則現代美術館(公益財団法人 兵庫県芸術文化協会)

◆収録日:2021年5月6日(土)

◆会 場:横尾忠則現代美術館 「Curators in Panic 〜横尾忠則展 学芸員危機一髪」展示室

DETAIL

◆作 品:横尾忠則×川井郁子 -アートとヴァイオリンの競演- Unframed

◆収 録:株式会社テーク・ワン

◆エグゼクティブプロデューサー:恩田健志(Renaissance Classic/DAF)

PROFILE

横尾 忠則

美術家。一九三六年、兵庫県生れ。七二年にニューヨーク近代美術館で個展。その後も国内外で展覧会開催。二〇一二年神戸に横尾忠則現代美術館、一三年に香川県に豊島横尾館開館。〇一年紫綬褒章、一一年旭日小綬章、朝日章、一五年高松宮殿下記念世界文化賞ほか美術賞、文化賞受賞多数。著者に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセ亻章)、『横尾忠則 千夜一夜日記』『死なないつもり』ほか多数

川井 郁⼦

ヴァイオリニスト 作曲家

 

香川県出身。東京芸術大学卒業。同大学院修了。現在大阪芸術大学教授。

国内外の主要オーケストラをはじめ、世界的コンダクター チョン・ミンフンや世界的テノール歌手ホセ・カレーラスなどと共演。さらにジャンルを超えてジプシーキングス等のポップス系アーティスト、バレエ・ダンサーの熊川哲也、フィギュア・スケートの荒川静香らとも共演している。

ニューヨークのカーネギーホールや、パリ・オペラ座、ワシントンD.C.で全米さくら祭りへの出演、中国・西安にて日中平和友好条約締結 40 周年記念イベント開幕式コンサートに出演するなど国内外で活躍。作曲家としてもジャンルを超えた音楽作りに才能を発揮。TVやCM等、映像音楽の作曲も手がける。フィギュアスケートでは羽生結弦選手や荒川静香選手、ミシェル・クワン選手等、国内外の選手に楽曲が数多く使用されている。第36回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の紀行のテーマを担当。CDデビュー20周年記念として、2021年に新国立劇場で音楽舞台「月に抱かれた日」、2022年に和洋混合オーケストラ「響」を結成し、オーチャードホールにてコンサートを行い、各方面より絶賛された。社会的活動として「川井郁子マザーハンド基金」を設立。また全日本社寺観光連盟親善大使、国連UNHCR難民サポーターを務める。

2023年3月にオーケストラ響のデビューアルバム「響」を発売。

9月にはNYリンカーンセンターでオーケストラ響として初の海外公演を行い、現地の方々から大絶賛された。

 

使用楽器:ストラディヴァリウス(1715年製 大阪芸術大学所蔵)