2022年7月5日(昭和女子大学人見記念講堂)で開催しましたRENAISSAN CECALASSICS『キエフバレエ支援BALLET GALA in TOKYO』(入場数1852名[無料招待])の義援金の使用用途を報告します。
2022.12.31 Sat.
「義援金8,666,980円の使用用途を報告させていただきます」
公演直後から、先日ウクライナ国立バレエの芸術監督に任命された寺田宣弘さんと協議を重ねて参りました。ウクライナ国立バレエの復興のために、バレエ団の皆さんの励みになるようなマスターピースの上演に義援金を役立てるつもりで、色々と相談をしてきましたが、まだまだ収束の見通しが立たない状況の中、外国人の指導者がウクライナで仕事をするのが難しい状況のため、私たちの義援金では新たな作品の上演を目指すのは断念し、その代わりにバレエの公演のときに使用する、衝撃吸収の役割をする”パレット”と、その上に敷く”リノリウム”を贈呈することになりました。ベルギーの会社に注文するそうなので、ベルギーからキーウまでの運送費などを含む諸経費を合わせると、総額53810€くらいになるとのことです。ウクライナの劇場がパレットを購入するのは当分の間難しいと思いますが、ダンサーのコンディションを維持するためにはとても大切なものなので、この義援金を役立てていただけることを嬉しく思っています。協賛してくださった企業の方々、参加してくださったダンサーはじめ、各所スタッフの方々、ありがとうございました!深くお礼申し上げます。
2022年12月30日
キエフバレエ支援チャリティーBALLET GALA in TOKYO 芸術監督 草刈民代
※義援金8,666,980円は寄付金と公演収益金の総額となります。