「トン・コープマン チェンバロ・リサイタル」

ASHIYA LUNA HALL

「トン・コープマン チェンバロ・リサイタル」 ~名匠コープマンが奏でる珠玉のバロック作品集~

Date of Release

2024.8.6 Tue.

2024年11月13日、阪神間の文化拠点であるルネサンスクラシックス芦屋ルナ・ホールに巨匠トン・コープマンが登場、「トン・コープマン チェンバロ・リサイタル」公演が実現する。秋のアートシーズンの中心を飾るこの日は、バロック音楽の世界最高峰が生み出すチェンバロの響き共に、現代の音楽シーンを示す歴史的な舞台と重なる。トン・コープマンはオルガン/チェンバロ奏者として、また、バッハを中心としたバロック音楽研究により世界的名声を獲得。自ら設立したアムステルダム・バロック管弦楽団/合唱団では、チェンバロを演奏しながらオーケストラを指揮し、古楽アンサンブルとして世界の頂点にたつ。本年80歳を迎え、今なお、世界のバロック音楽界を牽引し続けている。初の芦屋公演となる今回は、生涯をかけて取り組んできたバッハ作品をはじめ、スヴェーリンク、ヘンデル等、自ら選び抜いた珠玉のバロック傑作選を披露する。世界を驚嘆させる巨匠が生み出す宇宙は、音楽ファンの心底に永遠の記憶を刻むに違いない。

 

◆当日チケット販売のご案内
11月13日18時よりホール入口にて、当日チケット販売を実施致します。
一般4,500円、ペア券8,000円、学生1,000円(消費税込み、全席指定)

 

「音楽を愛する皆様」

80歳を迎えるこの記念すべき年に再び日本を訪れることができて嬉しいです。
日本の聴衆の皆様がいつも音楽に寄り添い、心から私の演奏を楽しんでくださることは私にとっても大きな喜びです。
皆様のバロック音楽への、特にバッハへの愛を深く感じます。
今年はまた新たにCDリリースしたヘンデルの作品もプログラムに重要な位置をしめています。
皆様にコンサートをお楽しみいただけるよう願っています。

トン・コープマン

 

「こんにちは、昨日(11月8日)日本に着きました。13日芦屋ルナ・ホールで皆様とお会いできることを楽しみにしています」

トン・コープマン

 

 

 

◇11月7日神戸新聞に11月13日ルネサンスクラシックス芦屋ルナ・ホールで開催される「トン・コープマン チェンバロ・リサイタル」の関連記事が掲載されました。

ARTIST

◇出演:トン・コープマン(チェンバロ)
TON KOOPMAN, Harpsichord

SCHEDULE

◇開催日時:2024年11月13日(水)開演19:00(開場18:30)
◇開催会場:ルネサンスクラシックス 芦屋ルナ・ホール(芦屋市業平町8-24)
※JR「芦屋」駅南出口徒歩約7分 · 阪急電車「芦屋川」駅徒歩約7分 · 阪神電車「芦屋」駅徒歩約8分

TICKET

全席指定・税込
チケット発売日:2024年8月10日(土)10:00am〜
一般4,500円、ペア券8,000円
※学生1,000円(ムジカキアラのみ取り扱い)

◆当日チケット販売のご案内
11月13日18時よりホール入口にて、当日チケット販売を実施致します。
一般4,500円、ペア券8,000円、学生1,000円(消費税込み、全席指定)

ABOUT

◇演奏曲:
J.P. スヴェーリンク(1562-1621):大公の舞踏会 ト長調SwWV319
涙のパヴァーヌ イ短調 SwWV328
W. バード(1547?-1623):ファンタジア イ短調
A. ヴァレンテ(1520-1581) :ナポリ風ガリアルダ ト長調
P. ブルーナ(1611-1679):聖母のための連祷によるティエント ト短調
J.S. バッハ(1685-1750):トッカータ ト長調 BWV 916

H. パーセル(1659-1695):グラウンド ハ短調ZD221
G.F. ヘンデル(1685-1759) :組曲第3 番(クラヴサン組曲第1巻)~プレスト HWV 428
L.クープラン(1668-1733):シャコンヌ ハ長調
J.S. バッハ:協奏曲ニ短調 BWV 974(原曲A. マルチェッロ:オーボエ協奏曲)
J. デュフリ(1715-1789):クラヴサン曲集第3巻より フォルクレ ヘ短調
A.フォルクレ(1671-1745):クラヴサン組曲第2番より ラ・ルクレール
G.H.ヘンデル:組曲第5番(クラヴサン組曲第1巻)ホ長調 HWV 430


※曲目は変更となる場合がございます。ご了承願います。

PROFILE

トン・コープマン

オランダ、ズヴォレ生まれ。アムステルダムで、クラシック音楽教育を受け、オルガンとチェンバロ、音楽学を学び、両方の楽器で優秀賞を獲得している。古楽器に魅了され、文献学的な演奏方法に惹かれたコープマンは、特にJ.S.バッハを中心としたバロック音楽の研究で、オーセンティックな演奏の第一人者と呼ばれるようになった。オルガンとチェンバロ奏者として、世界中の有名なコンサートホールでリサイタルを行っており、これまでに数々のヨーロッパの歴史ある美しい楽器を演奏してきた。レパートリーは幅広く、ルネサンスから古典派の作品を演奏し、自ら設立し、最も優れた古楽のアンサンブルとして世界的な名声を獲得しているアムステルダム・バロック管弦楽団・合唱団との演奏では、バロックと古典作品を深く掘り下げ、指揮者としてモダン・オーケストラとの演奏では、初期ロマン派の作品も採り上げている。最近では、客演指揮者として世界の一流オーケストラに招かれることが多く、これまでに、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、ミュンヘン・フィル、シカゴ響、サンフランシスコ響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、N 響などと共演している。コープマンの意欲的な活動の中でも、バッハ・カンタータ全集の録音は大事業として、ドイツ・シャルプラッテン・ベルリンのECHO クラシック賞やBBC音楽賞などを受賞、またグラミー賞やグラモフォン賞にもノミネートされた。バッハ作品に加えて、ディートリヒ・ブクステフーデの研究も長年続けており、バッハ・プロジェクトを終えた2005年には、ブクステフーデのオペラ「オムニア」の録音に取り掛かり、10年の歳月をかけ30枚のCDで構成されるシリーズを完成させた。国際ディートリヒ・ブクステフーデ協会の会長を務め、2012年にはリューベック市のブクステフーデ賞とライプツィヒ市のバッハ賞、2014 年には英国王立音楽院のバッハ賞を受賞。また、楽譜の編纂も定期的に行っており、ヘンデルのオルガン協奏曲全集をブライトコップ・アンド・ヘルテルより出版、最近ではヘンデルのメサイア、ブクステフーデのオラトリオ「最後の審判」の新版をカールス音楽出版社よりリリースしている。オランダ・ライデン大学教授。英国王立音楽院の名誉会員。オランダのバロック音楽祭“Itinerarie Baroque”芸術監督。2019 年より、ライプツィヒ・バッハ資料財団の所長を務めている。