SHOW CASE

L‘ART GROUP presents ローラン・プティ HOMAGE『INFINITY – PREMIUM BALLET GALA 2023-』

Date of Release

2023.4.18 Tue.

ご報告

『INFINITY - PREMIUM BALLET GALA 2023-』 ゴールドリボン・チャリティーコンサートにおきまして、ご来場の皆様より総額86,742円のご寄付をお預かりいたしました。全額を小児がん患者及びご家族・関係者の支援活動を行う認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークに寄付させていただきました。ご来場の方々、そして出演者、公演関係者の皆様のご厚情とご協力に心より御礼申し上げます。

主催者(『OMIYA SYMPHONIC WAVE 2023』実行委員会)

 

[NEWS]

ローラン・プティ HOMAGE『INFINITY – PREMIUM BALLET GALA 2023-』の配信(アーカイブ)は、8/6 (日) 23:59で。お見逃しなく!


- 配信チケット販売期間:2023年7月26日(水)15:00 ~ 8月6日(日)20:00
- 視聴可能期間:2023年7月31日(月)19:00~ 8月6日(日)23:59

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<チケット販売再開のお知らせ>

現在、本公演チケットは、大好評につき、プレイガイドでの予定販売数を終了致しましたが、7月24日17時(予定)よりチケット販売を再開致します。この機会を是非、ご利用ください。

{ぴあ}

{ローチケ}

{イープラス}

 

[NEWS]

ローラン・プティ HOMAGE『INFINITY – PREMIUM BALLET GALA 2023-』の生配信(アーカイブ含む)が決定

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[NEWS]

本公演に出演を予定しておりました玉川貴博は、体調不良により降板することとなりました。つきましては、下記の通り出演者が交替します。『ゼンツァーノの花祭り』には江部直哉が出演し、「ザ・フォーシーズンズ」より『春』には、福田圭吾(新国立劇場バレエ団)が出演します。

『ゼンツァーノの花祭り』出演:秋山瑛、玉川貴博 →秋山瑛、江部直哉

「ザ・フォーシーズンズ」より『春』ローラン・プティ 出演:秋山瑛、玉川貴博 →秋山瑛、福田圭吾

玉川貴博の出演を楽しみにしてくださっていた皆さまにはご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。現在も復帰に向け努めておりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、この変更に伴うチケットの払い戻しはいたしませんので、何卒ご了承ください。

 

[NEWS]

【草刈民代さん×stina CEOさゆり】世界的バレリーナ時代とセカンドキャリア|心・体の美の秘訣【スペシャル対談】

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[NEWS]

7月17日22時からのTBSテレビ「推しといつまでも」に芸術監督:草刈民代が出演します。

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[NEWS]

公演の最新リハーサル風景を公演特設インスタグラムで連日公開中!

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<出演者変更のお知らせ >

出演予定でした太田倫功は体調不良のため、代わりに吉山シャール ルイが出演することとなりました。※なお、出演者変更に伴うチケットの払い戻しはご対応できません。ご了承ください。

 

[NEWS]

6月30日 DI:GA ONLINEに芸術監督:草刈民代の取材記事が掲載されました。

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[NEWS]

6/20 坂本美雨『ディアフレンズ』(TOKYO FM・JFN系列全国38局ネット)に出演、On Air Reportが掲載されました。
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[NEWS]

6/20 坂本美雨『ディアフレンズ』(TOKYO FM・JFN系列全国38局ネット)に本公演 芸術監督の草刈民代が出演します。
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[NEWS]

6月15日Mikikiに本公演芸術監督の草刈民代の取材記事が掲載されました。

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[NEWS]

6/12 TOKYO FM『Blue Ocean』に本公演芸術監督の草刈民代が出演しました 

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2023年7月、草刈民代芸術監督によるローラン・プティHOMAGE『INFINITY - PREMIUM BALLET GALA 2023-』公演を開催。(7月29日オーバード・ホール中ホール[開館記念 杮落し公演]、7月31日新宿文化センター)2024年ローラン・プティ生誕100周年に向けた本公演には、プティ氏からの信頼を得て多くの作品を踊ってきた草刈民代が選出した世界のトップバレエ団で活躍中のダンサーたちが出演。プティへのオマージュを込めた、古典から現代のバレエの変遷を物語る作品群を上演する。プティ作品からは『アルルの女』、『モレルとサン=ルー侯爵』(「プルースト 失われた時を求めて」より)、『レダと白鳥』(「マ・パブロワ」より)他を選出、同時にバレエの軌跡を表現する多彩なプログラム(ジョゼ・マルティネス、ジョージ・バランシン、セルジュ・リファール作品他)が披露される。そして、プティに対する深いオマージュの本公演には、プティ作品指導にルイジ・ボニーノを迎え、中村恩恵は作品を提供、さらに世界的ファッションデザイナー丸山敬太が4作品の衣裳を担当するなど現代を代表する芸術家たちが集結。真夏の輝きとともに、未来のバレエの新しい可能性を示す舞踊表現のステージが誕生する。

 

Photographer HIDEMI SETO

 

 

上演によせて

ローラン・プティ氏はフランスを代表する振付家。1924年に生まれ、第二次世界大戦下のパリでデビューし、バレエという芸術の進化において世界中に大きな影響を与えてきた振付家の一人だ。2011年に亡くなったあとも、その作品は世界各地の劇場で上演され続けている。私が初めてプティ作品を踊らせていただいたのは、1996年、牧阿佐美バレヱ団で上演された「アルルの女」だった。それは日本のバレエ団による初めてのプティ作品の上演でもあった。

バブル崩壊は1991年とされているが、2000年代前半までの日本はまだバブル期の熱を引きずっていて、まだまだ文化を発展させたいという欲望が渦巻いていたと思う。海外に追いつきたい、追いつかなくては、という思いが強く残っていた時代。その日本にプティ氏が登場したことは、私たちにどれだけの夢と希望を与えてくれたことだろう。それから20年ほど過ぎた今、時代は大きく変わった。しかし、ダンサーが夢を求めて踊り続けていることに変わりはない。その夢とは、踊ることで何かに出会い、何かを見出すこと、ただそれだけだ。現役のダンサーはそのことだけに人生をかけ、生きている。

今回はプティ作品を中心に、プティ氏とゆかりのある方々の作品も並ぶことになった。また、私が厚く信頼を寄せているアーティスト、中村恩恵さんも作品を提供してくださる。常に機知に富んだ発想を提供してくださるデザイナー、丸山敬太氏にもご協力いただく。1996年以来、プティ作品を上演する度に指導をしてくださり、時には一緒に踊ってきたルイジ・ボニーノ氏と共にプティ作品を伝えることができるのは、私にとってこの上ない喜びだ。ルイジはプティ氏に愛され、最も信頼されてきたダンサーであり、素晴らしいコーチでもある。プティ作品の指導を通して、世界中のダンサーに影響を与えてきた。

今回の公演の2部では、全員が新たなレパートリーに挑戦する。意識の高い才能豊かなダンサーたちの新たな発見をぜひ目の当たりにしていただきたい。プティ氏がご存命であれば今年99歳。プティ氏が目にすることのなかった次世代の素晴らしいダンサーとともに、ささやかに99歳のお祝いを捧げる公演にしたい。

芸術監督・草刈民代 

ローラン・プティ 

20世紀フランスを代表する世界的振付家として知られる。(1924年1月13日パリ生まれ - 2011年7月10日)オペラ座バレエ学校で学んだ後、パリ・オペラ座バレエに入団。ジャン・コクトー、パブロ・ピカソなどの芸術家との交流の中で『若者と死』(46年)、『カルメン』(49年)などを発表。1950〜60年代には映画やミュージック・ホール、テレビの分野で活躍。そして、パリ・オペラ座バレエで大作『ノートルダム・ド・パリ』(65年)を発表。その後、72年に国立マルセイユ・バレエの芸術監督に招かれ、『アルルの女』『プルースト』(74年)、『長靴をはいた猫』(85年)、『マ・パヴロヴァ』(86年)など、多くのバレエ史に輝く名作を発表。また、ダンサーとしても独自の存在感を発揮し、特に『コッペリア』(75年)では、ダンディなコッペリウス博士として名演を示した。2001年ロシアの最高国家章をフランス人として初受章。(2001年ボリショイ劇場での『スペードの女王』の制作と世界のバレエ界への多大な貢献に対しての受章)

 

ARTIST

◆出演
加治屋百合子(ヒューストン・バレエ)
石原古都(カナダナショナルバレエ)
佐々晴香(ノルウェー国立バレエ団) 
秋山瑛(東京バレエ団)
大谷遥陽(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)

福田圭吾(新国立劇場バレエ団)
木本全優(ウィーン国立バレエ団)
江部直哉(カナダナショナルバレエ)

吉山シャール ルイ(チューリヒ・バレエ)
ハリソン・ジェイムス(カナダナショナルバレエ)
三森健太朗(スウェーデン王立バレエ)

SCHEDULE

◆開催会場:新宿文化センター大ホール
◆開催日時:東京公演:2023年7月31日(月)19時開演(18時開場)

 

TICKET

一般発売
4月29日(土)10:00~
SS11,000円、S9,000円、A7,000円
(税込・全席指定・来場特典特製プログラム付)
ライブビューイング
詳細はお問い合わせからお申し込みください。

ABOUT

◆公演名: L'ART GROUP presents ローラン・プティ HOMAGE 『 INFINITY - PREMIUM BALLET GALA 2023 - 』 
◆主催: INFINITY BALLET GALA 2023 実行委員会
◆共催:公益財団法人富山市民文化事業団
◆特別協賛: L'ART GROUP

◆協賛:学校法人昭和女子大学 リーチフェイス株式会社
◆協力:stina
◆企画制作:RENAISSANCE CLASSICS 
◆開催会場:新宿文化センター大ホール
◆開催日時:  2023年 7月31日(月 )19 時開演 ( 18 時開場)
◆芸術監督:草刈民代
◆振付指導:ルイジ・ボニーノ 振付:中村恩恵
◆衣裳:丸山敬太

 

⇒お問い合わせ:DISK GARAGE http://www.diskgarage.com/

 

◆上演作品

第一部

『ゼンツァーノの花祭り』出演:秋山瑛、江部直哉 衣裳:丸山敬太

『ドリーブ組曲』ジョセ・マルティネス 出演:大谷遥陽・吉山シャール ルイ

『ドン・キホーテ』ヌレエフ版 出演:佐々晴香、三森健太朗

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』ジョージ・バランシン 出演:石原古都・ハリソン・ジェイムス

『ダイヤモンド』 「ジュエルズ」より ジョージ・バランシン 出演:加治屋百合子、木本全優

 

第二部

『エチュード』中村恩恵 出演:加治屋百合子、江部直哉 衣裳:丸山敬太 

『ミラージュ』セルジュ・リファール 出演:佐々晴香

『枯葉』 ローラン・プティ 出演:三森健太朗 衣裳:丸山敬太

「ザ・フォーシーズンズ」より『春』ローラン・プティ 出演:秋山瑛、福田圭吾 衣裳:丸山敬太

『レダと白鳥』 「マ・パブロワ」より ローラン・プティ 出演:石原古都、ハリソン・ジェイムス

『アルルの女』よりパ・ド・ドウ ローラン・プティ 出演:大谷遥陽、吉山シャール ルイ

『モレルとサン=ルー侯爵』 「プルースト 失われた時を求めて」より ローラン・プティ

出演:木本全優・江部直哉

※上記プログラム及び出演ダンサーは現在の予定内容です。変更の場合がございます。

※音楽は特別録音による音源を使用します。 

DETAIL




草刈民代芸術監督「INFINITY DANCING TRANSFORMATION」
(2021年1月30日Bunkamuraオーチャードホール)


草刈民代芸術監督「キエフ・バレエ支援チャリティーBALLET GALA in TOKYO」
(2022年7月5日昭和女子大学人見記念講堂)

 


◆お問い合わせ
DISK GARAGE
http://www.diskgarage.com/

PROFILE

加治屋百合子

加治屋百合子

加治屋百合子/YURIKO KAJIYA
愛知県出身。8歳でバレエを始め、10歳、上海舞踊学校入学、奨学金を得て首席で卒業。在学中の2000年、若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエ・ コンクールでローザンヌ賞を受賞。奨学金を得てカナダ国立バレエ学校入学。 翌年アメリカン・バレエ・シアター(ABT)スタジオカンパニー入団。 同バレエ団の研究生を経て正団員となり2007年ソリストに昇格。 2014年ヒューストンバレエ団移籍後、最高位プリンシパルとして舞台を踏む。レパートリーには「くるみ割り人形」「コッペリア」「ジゼル」「眠れる森の美女」「ドンキ・ホーテ」「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」「レ・シルフィード」「マノン」「蝶々夫人」「メリー・ウィドウ」「シルヴィア」等に主演。またアレクセイ・ラトマンスキー、トワイラ・サープ、マーク・モーリス、 ヨーマ・エロ、イリ・キリアン、スタントン・ウェルチ、マーサ・グラハム、ジョージ・バランシン、ケネス・マクミラン、アントニー・チューダー、 ジェームス・クデルカ、フレデリック・アシュトン、ジェローム・ロビンズ振付作品でも主演パートを勤める。

Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」やTIME誌「次世代リーダー」で紹介され、国際社会で顕著な活動を行い世界で「日本」の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれる。2016年、2019年にはジゼル主演公演がヨーロッパ版ダンス誌「Dance Europe」、アメリカ版ダンス誌「Pointe Magazine」にてベストパフォーマンスの一人として選ばれる。「情熱大陸」、アメリカ高視聴率番組「So You Think You Can Dance」ゲスト出演。NHKハイビジョンにてアメリカン・バレエ・シアター来日主演公演「ドンキ・ホーテ」が放送され、その様子を追ったドキュメンタリー「バレリーナYuriko ~輝きの舞」もNHK・BSにて放映。2017年ニューヨークにてヒューストンハリケーン支援ガラ公演を主催。2018年ローザンヌ国際バレエコンクール審査員、2019年北京国際バレエコンクールにて審査員を務める。
2020年コロナ禍では日本のアーティストと舞台芸術のための支援プロジェクト『Hearts forArtists』を立ち上げ、舞台芸術の支援基金に寄付。14カ国22バレエ団32人のバレリーナが踊る「瀕死の白鳥」アーティスト支援プロジェクトにも賛同&出演。2021年(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。世界のバレエ団、ガラ公演に招かれる他、マスタークラスや講習会を開き後進の指導にも力を入れている。

Ishihara Koto

石原古都

名古屋市出身。11歳よりクラッシックバレエを始める。金澤志保バレエスタジオに通い全国バレエコンクールin Nagoya 1位、ザ・バレコン名古屋1位、バレエコンペティション21 3位、Japan Gran Prix 3位入賞を果たし、The Harid Conservatory, Royal Ballet School summer, National Ballet of Canada summerスカラシップ賞を受賞。同年2005年にThe Harid Conservatoryに留学。ヒューストンバレエ、ABTニューヨーク、サンフランシスコバレエの夏期講習をスカラシップで講習する。2008年より2年間サンフランシスコバレエスクールのtrainee programにスカラシップで参加。2010年YAGP SF 1位入賞、Tanzolymp in Berlin 2位入賞、同年サンフランシスコバレエ団にコールドとして入団。2015年ソリスト昇格。2019年カナダ国立バレエにファーストソリストとして移籍。2021年プリンシパル昇格。

大谷遥陽

大谷遥陽

3歳よりクラシックバレエを習い始め、2010年より佐々木三夏バレエアカデミーにて学ぶ。2014年第一回国際バレエコンクール in 東京にてグランプリを受賞。同コンクール審査員長、ジョゼ・マルティネズより、スペイン国立ダンスカンパニーの研修賞を受賞し、同カンパニーにて3ヶ月間研修。2015年同カンパニーに入団し、入団後4カ月でドンキホーテ全幕のキトリを踊る。 2018年9月ソリスト昇格。2022年2月イングリッシュナショナルバレエにソリストとして入団。
主なレパートリーにドンキホーテよりキトリ、ジゼル、くるみ割り人形よりクララ/金平糖、ウィリアム・フォーサイス振付”Playlist””Blake Works “The vertiginous thrill of exactitude””Artifact”、アレクセイ・ラトマンスキー振付”Concerto DSCH”、ジョージ・バランシン振付”アポロ、アクラム・カーン振付”ジゼル”、ヨハン・インガー振付”カルメン”など。
その他、”Roberto Bolle and Friends “を含む世界中のガラに参加。
資生堂やGQ などにもアーティストとして取り上げられる。

akira akiyama

秋山瑛

7歳よりバレエをはじめる。東京バレエ学校を経て、リスボンの国立コンセルヴァトワールに留学。 イタリアのカンパーニャ・バレット・クラシコに入団。 2016年東京バレエ団入団。 主演作品 「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」「ジゼル」「海賊」ジョン・クランコ版「ロミオとジュリエット」、金森穣新作初演「かぐや姫」 子どものためのバレエ「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」 ​ 出演作品 パキータ「エトワール」、 バランシン振付「セレナーデ」ロシアンガール、ロビンス振付「インザナイト」、「騎兵隊の休息」パドドゥ、「タリスマン」パドドゥ、「白鳥の湖」パドカトル、四羽の白鳥、ナポリソリスト、「ラ・シルフィード」エフィ、「海賊」オダリスク等

(C)Nobuhiko Hikiji / The Tokyo Ballet

佐々晴香

佐々晴香

佐々晴香(さっさ はるか)
ノルウェー国立バレエ団
プリンシパル

5 歳よりバレエを始める。
2012 年 Houston Ballet's Ben Stevenson Academy 留学。

東京シティバレエ団、ドルトムントバレエ団でソリストとして踊り、2017 年スウェーデン王立バレエ 団 入団。「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ジゼル」「白鳥の湖」「シンデレラ」などに主演、他 Jiri Kylian, George Balanchine, Serge Lifar, Alexander Ekman, David Dawson らの作品を踊る。プリンシパルに昇格。2022年8月よりノルウェー国立バレエ団のプリンシパルとして活躍中。

Keigo_Fukuda

福田圭吾

大阪府出身。3歳からケイ·バレエスタジオにてバレエを始める。同スタジオで矢上香織、久留美、恵子に師事。2001年こうべ全国洋舞コンクール·バレエ男性ジュニアの部第1位、02年ジャクソン国際バレエコンクールでスカラシップ、03年ローザンヌ国際バレエコンクールでプロフェッショナル·スカラシップを受賞。同年英国バーミンガム·ロイヤルバレエで研修し、06年新国立劇場バレエ団に入団。09年トワイラ·サープの『プッシュ·カムズ·トゥ·ショヴ』でプリンシパルに抜擢され好評を博し、19年『アラジン』で主役を踊る。10年ソリスト、12年ファースト·ソリストに昇格。古典、現代バレエ、創作を問わず様々な作品で主要な役を踊りこなしている。

masayuu-kimoto

木本全優

兵庫県姫路市出身。3歳より中田バレエシアターにて、中田弥生に師事。2003年フランス・カンヌ・ロゼラハイタワーに留学し、モニク・ルディエールに師事。2004年パリ国立高等音楽院に入学。2006年に卒業し、同年ドレスデン州立歌劇場バレエに入団。2008年ウィーン国立バレエに移籍。2011年ハーフソリスト・2013年ソリスト・2017年プリンシパルに昇格。主な主演作に、ヌレエフ版『ドン・キホーテ』のバジル、『白鳥の湖』のジークフリード王子、ルグリ版『シルヴィア』のアミンタ、ラコット版『ラ・シルフィード』のジェームス、『コッペリア』のフランツ、『ジゼル』のアルブレヒト、バランシン振付『ジュエルズ』『テーマとヴァリエーション』、リファール振付『白の組曲』、ランダ―振付『エチュード』、ロビンズ振付『アザー・ダンス』『イン・ザ・ナイト』、フォーサイス振付『セカンド・ディテール』、ゲッケ振付『モペイ』、マルティネス振付『ドリーブ組曲』など幅広い演目で主要な役を踊っている。

copyright Wienerstaatsballett/Ashley Taylor

江部直哉

江部直哉

カナダ国立バレエ団

プリンシパル

12歳より清水純子バレエスタジオにてバレエを始め、15歳よりカナダナショナルバレエスクールに留学

2006年にカナダ国立バレエ団に研修を経て入団

2011年にはバレエ団代表でThe International Competition for Eric Bruhn Prizeに出場

2015年にプリンシパルに昇格

古典の主なレパートリーは、ラトマンスキー振り付け『ロメオとジュリエット』のロメオ、『ジゼル』のアルブレヒト、『眠りの森の美女』の王子とブルーバード、ウィールドン振り付け『不思議の国のアリス』のハートの騎士、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のコラス、『メリーウィドウ』のカミーユ、クデルカ版『シンデレラ』の王子、『くるみ割り人形』の王子、クランコ版『オネギン』のレンスキー、『ラ・シルフィード』のジェームス、『真夏の夜の夢』のオーベロンとパックなどを踊っている。また現代作品などではノイマイアー振り付け『アンナ・カレーニナ』のブロンスキーとスティーバ、『The Second Detail』、『The Vertiginous Thrill of Exactitude』、『Chroma』、『Cacti』、『Petite Mort』

などを踊っている。

吉山シャール ルイ

吉山シャール ルイ (チューリヒ・バレエ ファースト・ソリスト)
YOSHIYAMA Charles-Louis  Ballet Zurich  first soloist(principal)
5歳よりヒラキバレエスクールで開良和、芝江泰惠子に師事。2005年イングリッシュ・ナショナル・バレエ学校に留学。在学中にTrinity College London にてLevel 6 Nationaldiploma in professional danceを取得。07年ローザンヌ国際バレエ・コンクール決選でコンテンポラリー賞を受賞、ユース・アメリカ・グランプリに出場、トップ12に選ばれ、コン
テンポラリー賞を受賞、ローザンヌ・ガラ2007(高円宮憲仁親王殿下メモリアル)にローザンヌ国際バレエ・コンクール受賞者として出演。07年ヒューストン・バレエⅡに、翌年ヒューストン・バレエに入団、16年プリンシパルに昇格。主な主演作品・主要役レパートリーに、マクミラン、バランシン、ノイマイヤー、クランコ、ロビンス、ウェルチ、スティーブンソン、ビントレー、ハインド作品がある。その他著名振付家の作品も数多く出演。パリ、ニューヨーク、ロンドン、ドバイ、メルボルン、ハンブルクなど数多くの舞台を踏み、「NY Times」、「Financial Times」 で称賛される。

kentaro mitsumori

三森健太朗

茨城県生まれ。4歳よりシオンバレエにてバレエを始め、大内満起子・大内みどり・大内みつるに師事する。 2013年第11回 ジャパングランプリ Jr.A 男性部門第2位 同年、全日本バレエコンクール Jr.B 総合第1位。 2014年にシュツットガルトのジョンクランコスクールに入学。2017年に同校卒業後、スウェーデン王立バレエ団に入団。2021年ファーストソリストへ昇格。2022年、25歳で同バレエ団日本人男性初のプリンシパルに抜擢される。 レパートリーには、白鳥の湖よりジークフリード、ドンキホーテよりバジル(振付ルドルフヌレエフ)、シンデレラより王子(振付タマラロホ)、マノンよりデ・グリュー(ケネスマクミラン)、眠れるの森の美女より青い鳥(振付マリシアハイデ)、テーマとバリエーション、アゴン(振付ジョージバランシン)、イン・ザ・ナイト(振付ジェロムロビンス)、白の組曲よりパドトロワ(振付セルジュリファー)、イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド(振付ウィリアムフォーサイス)、カクティ、シフト、エスカピスト(振付アレクサンダーエクマン)、ジュリエットとロメオ(振付マッツエック)、その他マイナス16(振付オハッドナハリン)のソロを任されるなど、古典から現代作品まで幅広く世界各国の振付家の作品を踊る。

ハリソン・ジェイムス

1991年生まれ。ニュージーランド・カピチコースト出身。現在、カナダ国立バレエ団プリンシパルダンサー。ニュージーランド・スクール・オブ・ダンス、サンフランシスコ・バレエ・スクールの研修生プログラムで研鑽を積んだ後、パリ、ロンドン、モスクワ、サンクトペテルブルク、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京、ハンブルク、そしてトロントと、世界中の文化的な中心地で活躍している。カナダ国立バレエ団では、わずか3年でプリンシパルに昇格し、数々の作品で主役を踊る。

技術力が高くきめ細かな対応ができるダンサーとして、代表的な作品を数多く踊り、活躍の場をさらに広げている。

 

サー・ピーター・ライトの『ジゼル』ではアルブレヒト王子、クランコの『オネーギン』ではレンスキー、そのほかバランシンの『アポロ』、ヨハン・コボーグの再演『ラ・シルフィード』でのシルフィード、ヌレエフの『眠れる森の美女』のフロリムント王子など、数え切れないほどの作品に出演。

また、クリスタル・パイトをはじめ、クリストファー・ウィールドン、ウェイン・マクレガー、ジョン・ノイマイヤー、ウィリアム・フォーサイス、アレクセイ ラトマンスキーなど、現在最も注目されている振付師の多くの作品に参加。

Photographer is Karolina Kuras

丸山敬太

丸山敬太(ファッションデザイナー)
文化服装学院卒業。
東京、パリ、香港、シンガポールなど世界の舞台でコレクションを発表。「晴れの日に着る服・心を満たす服」をコンセプトに繊細な手仕事と大胆な色づかいのフェミニンでエイジレスなデザインはKEITA MARUYAMAの考える新たなモードエレガントを提案している。自身のブランドのほか、ミュージシャン、俳優、舞台の衣装制作をはじめブランドのディレクションなど、広い分野で活躍。2024年には、30周年を迎える。

中村 恩恵

ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。モンテカルロ・バレエ団等を経て、イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。退団後は、キリアン作品のコーチも務め、パリ・オぺラ座はじめ世界各地のバレエ団や学校の指導にあたる。2007年より、活動拠点を日本に移し振付家としての活動を精力的に展開。Noism、Kバレエカンパニー、新国立劇場バレエ団等に作品提供するなど活躍の場を広げている。2022年よりDance Base Yokohamaのゲストアーティストとして活動。舞踊批評家協会新人賞、芸術選奨文部科学大臣賞、服部智恵子賞、紫綬褒章等多数の受賞歴を持つ。

写真 工藤憲二

草刈 民代

東京都生まれ。73年小林紀子バレエバレエアカデミーにてバレエを始め、78年橘バレエ学校入学。81年から牧阿佐美バレヱ団に参加。84年橘バレエ学校を卒業し、牧阿佐美バレエ団正団員となる。同年「恋の絲」(牧阿佐美振付)の主役に抜擢される。87年「白鳥の湖」オデット・オディールの初役を務め、以降バレエ団の主要バレリーナとして活躍。同年全国舞踊コンクール第一部第一位、文部大臣奨励賞を受賞。88年村松賞、89年橘秋子賞受賞。91年、スタニスラフスキー&ネミロビッチ・ダンチェンコ劇場(モスクワ)による招聘を機に世界各地でゲストバレリーナとして客演。以降、牧阿佐美バレエ団の公演の他、レニングラード・バレエシアター、モスクワ音楽劇場、レニングラード国立バレエ、新国立劇場バレエなどにゲスト出演。特にレニングラード国立バレエには97年から09年までの12年間、ゲストアーティストとして日本国内ツアーや本拠地(サンクトペテルブルク・ロシア)での公演など、多くの公演を共にする。81年頃から広告、TVCMなどにも起用されるようになり注目を浴びていたが、96年には映画「Shall we ダンス?」(周防正行監督)に主演。社会的現象になるほど話題の作品となり、女優として数々の賞も受賞した。97年服部智恵子賞受賞。99年故ローラン・プティ氏により「若者と死」の死神役に選ばれ、プティ氏から厚い信頼を受ける。これ以降プティ作品は草刈の最も得意なレパートリーとなり、その数は11作品に及ぶ。05年愛知県で行われた万国博覧会で公演をプロデュース、主演。野外公演にて約2万5千人を動員する。06年『ソワレSoiree de Danse Roland Petit』をプロデュース、パリ、上海、香港、台湾の他日本国内8都市で公演。同年韓国国立バレエ団の招聘によりソウル・アートセンターにてマッツ・エック版「カルメン」に主演。09年4月「Esprit〜ローラン・プティの世界」をプロデュース。国内11都市、14公演を行いバレリーナとしての幕を閉じる。師事した教師は牧阿佐美、北原秀晃、オリガ・エブレイノフ、ティナ・ベルナール、アナトリー・シードロ、ルイジ・ボニーノ、ジャン=フィリップ・アルノー、アラ・オシペンコ。その他、故ローラン・プティ、ジジ・ジャンンメール、マイヤ・プリセツカヤからも大きな影響を受けている。草刈の活動は日本のバレエを一般に広めることに大きく貢献し、日本人バレリーナの新たな可能性を示した。09年9月には演劇作品『宮城野』(鈴木勝秀演出)に主演。その舞台を機に女優として活動開始。10年に放映されたNHKの大河ドラマ『龍馬伝』にてテレビドラマ初出演。同年、写真集「BALLERINE」を企画出版。11年、主演バレエ映画「ダンシング・チャップリン」(周防正行監督)が公開される。12年、映画「終の信託」(周防正行監督)に主演し、第36回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。同年NHKドラマ「眠れる森の熟女」にも主演。写真集「INTRINSIC」企画出版。今後も様々な分野での活動が期待される。
 
 Photo by Satoshi Kuronuma(aosora)
 

ルイジ・ボニーノ

ルイジ・ボニーノ(ローラン・プティ・バレエ芸術監督)
イタリアのブラ生まれ。10歳の時にトリノでスザンナ・エグリのもとでダンスを始める。イタリアのテレビ放送に数多く出演。1973年、カルバーグ・バレエ団に入団。プリンシパル・ダンサーとして『アダムとイブ』『ロミオとジュリエット』などの主役を演じる。1975年、ローラン・プティに導かれマルセイユ国立バレエ団に入団。『コッペリア』のコッペリウス役、『若者と死』、『ノートルダム・ド・パリ』のフロロー役、『オペラ座の怪人』、『コウモリ』のウルリッヒ役などを任される。マルセイユ国立バレエ団と数々のテレビ番組に出演し、ローラン・プティ振付の『マジック・オブ・ダンス』ではマーゴ・フォンテインと踊った。ジジ・ジャンメールに誘われ、マルセイユで上演された『パリアナ25』に出演、その模様はテレビで放映された。ニューヨークではミュージカル『Can Can』に出演、その後1982年にジジ・ジャンメールと再び契約し、CBS、TF1、マルセイユ国立バレエ団の共同制作「I Love Paris」に参加。1984年にはマルセイユでの「ハリウッド・パラダイス」でジジと再びコンビを組み、後にシャンゼリゼ劇場(1985年)で上演された。1990年にマルセイユ国立バレエ団でカラボス(『眠れる森の美女』)を演じたが、この役は当初ジジ・ジャンメールのために書かれたものだった。『若者と死』では、ナタリア・マカロワ、アレッサンドラ・フェリ、ルチアーナ・サヴィニャーノと共演。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で上演された『ノートルダム・ド・パリ』でナタリア・マカロワとルドルフ・ヌレエフと共演。1991年には、テアトル・デュ・ジムナースでエリザベッタ・テラブストと共演。ローラン・プティにより1984年6月にミラノで行われたスカラ座バレエ団『天国と地獄』のアシスタント兼ダンサーとして選出され、ル・パレでの『長靴をはいた猫』公演で主役を好演。ローマ歌劇場の「マ・パヴロワ」(1986年)、ミラノ・スカラ座の『ブルー・エンジェル』(1988年)にも出演。ミラノ・スカラ座では、カルラ・フラッチと『チーク・トゥ・チーク』を踊った。ローラン・プティの新作『ダンシング・チャップリン』では、チャーリー・チャップリンのキャラクターを初公開で演じた。ローラン・プティからの厚い信頼の元、プティの自作を上演する際の振付を任される。また『ラ・ショーヴ・スーリス』をテアトロのために再演し、1993年、ナポリのサンカルロ劇場で『アテルバレット』、ミラノ・スカラ座で『カルメン』『ラルレシエンヌ』に出演。ローラン・プティが牧阿佐美バレエ団や新国立劇場で『ノートルダム』(1998年)、『若者と死』、『ラルレジエンヌ』を上演する際にアシスタントとして協力した。その他、ボリショイ劇場(2001年)、新国立劇場、スカラ座、パリ・オペラ座バレエ団、ウィーン国立劇場、ペンシルバニア・バレエ、マリインスキー劇場、ローマ歌劇場、ブエノスアイレスのコロン劇場、英国国立バレエ団などに出演。パリ・オペラ座バレエ団では、『ノートルダム・ド・パリ』『カルメン』『ラルレシエンヌ』『プルースト・オア・レ・インティミタンス・デュ・クール』『若者と死』『ランデブー』などに出演。2001年からはローラン・プティのバレエ団の全レパートリーの芸術監督を務める。最近の大きな舞台では、何度も踊っているアルティナイ・アシルムラトワ演出のアスタナ劇場『ノートルダム・ド・パリ』(2016年)などがある。ローラン・プティが自ら創作し、ルイジ・ボニーノに引き継がれた『コッペリア』のコッペリウス役は、現在も踊り続けている。