SHOW CASE

Renaissance Classics THE PREMIUM GALA

Date of Release

2021.4.10 Sat.

 

本公演は終了しました

 

2021年6月、日本を代表するクラシック音楽演奏家、村治佳織(ギター)、川井郁子(ヴァイオリン)、幸田浩子(ソプラノ)の初共演の舞台が誕生します。デビュー以来、世界の舞台で活躍する3名の女性音楽家の饗宴が初夏の兵庫県立芸術文化センターの舞台を彩ります。そして、夢の舞台に輝きの響きを与える弦楽アンサンブルは欧州で活躍する栁澤寿男指揮による京都フィルハーモニー室内合奏団。クラシック作品や映画音楽から構成された多彩な演奏作品が音色のヴィーナスたちによって鮮やかに披露されます。なお、本公演はソーシャルディスタンス対応席(通常の50%席)で実施いたします。

ABOUT

◆公演名:
Renaissance Classics 「THE PREMIUM GALA 村治佳織・川井郁子・幸田浩子 with京都フィルハーモニー室内合奏団」
◆主催:Renaissance Classics PREMIUM GALA実行委員会
◆後援:舞台芸術創造協会
◆開催日時:2021年6月26日(土)開演15時(17時終演予定)
◆開催会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
◆音楽監督・編曲:山下康介
◆出演:村治佳織(ギター)、川井郁子(ヴァイオリン)、幸田浩子(ソプラノ)
◆指揮:栁澤寿男
◆管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団(Renaissance Classics Strings)
◆曲目
第1部

【川井郁子】

アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ

エルガー:愛の挨拶

ロシア民謡:黒い瞳

モンティ:チャルダッシュ

【村治佳織】

ルビーラ(村治佳織編): 愛のロマンス

久石譲(小関佳宏編):人生のメリーゴーランド

ピアソラ:ブエノスアイレスの冬

ディアンス:タンゴ・アン・スカイ

【幸田浩子】

バッハ/グノー:アヴェ・マリア

プッチーニ:オペラ《つばめ》より 「ドレッタの夢」

ヴェルディ:オペラ《椿姫》より 「ああ、それは彼の人か〜花から花へ」他

第2部

You raise me up(川井郁子、幸田浩子&京都フィルハーモニー室内合奏団)

インディゴ・ワルツ(川井郁子、村治佳織&京都フィルハーモニー室内合奏団)

ネッラ・ファンタジア(川井郁子、村治佳織、幸田浩子&京都フィルハーモニー室内合奏団)

アメイジング・グレイス(川井郁子、村治佳織、幸田浩子&京都フィルハーモニー室内合奏団)

作詞 小椋佳/作曲 村治佳織:応援歌「いのちの停車場」(村治佳織、幸田浩子&京都フィルハーモニー室内合奏団)
※(映画「いのちの停車場」使用曲)

DETAIL

【村治佳織】

このような世の中の状況の中でもこうして公演が実現され、ステージにて足をお運びくださるお客様をお迎えできるありがたさを日々噛み締めております。栁澤さま、川井さま、幸田さま、そして山下さま、皆様とご一緒に楽しいステージを作り上げていければと思っております。歌、ヴァイオリン、ギター、それぞれの”歌わせ方”を時にソロで時にアンサンブルでどう表現していくか。私自身ワクワクです。ソロでは哀愁漂うメロディを持つ曲を選びました。演奏での楽しみはもちろんのこと、メロディを書かせていただいた「いのちの停車場」を山下さんが編曲され、幸田さんが歌唱してくださいます。作曲したものを幸田さんが歌ってくださる日が来るとは、、。長く歩んでいると良いことがあります。川井さんとも久しぶりに共演させていただけることを楽しみにしております。やっぱり、ライブはいい!音楽って心に必要!そんな想いが終演後のお客様のお心に宿ることを夢見て、会場にて皆様をお待ちいたします!

 

 

【川井郁子】

大変な状況が続く中、皆様に直接音をお届けできる貴重な機会をいただいて、とても嬉しく、楽しみにしております。開催に向けて色々とご尽力くださいました皆様に、心より感謝申し上げます。村治佳織さん、幸田浩子さんという素晴らしいミューズと共に、それぞれの個性が織りなす世界観をご堪能いただけましたら幸いです。

 

 

【幸田浩子】

このたびのThe  Premiam Gala で、すてきな、敬愛する方々とスペシャルなアレンジで共演させていただきます。その新たな曲との出会い、煌めきに私自身、とてもわくわくしています。皆さまの大切な曲、大好きな曲にもきっと出会えるはずです。ぜひご来場くださいませ♪

PROFILE

村治佳織

村治佳織

幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、15歳でCDデビューを飾る。1996年には、イタリア国立放送交響楽団との共演がヨーロッパ全土に放送され、好評を得た。
フランス留学から帰国後、積極的なソロ活動を展開。ビクターエンタテインメントからのCDリリースは「カヴァティーナ」など9タイトル及びDVD「コントラステス」をリリース。
その後N響ほか国内主要オーケストラ及び欧州のオーケストラとの共演も多数重ね、2003年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。移籍第1弾アルバム「トランスフォーメーション」は第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。これまでにDECCAよりCD13枚、DVD2枚をリリース。
また受賞歴も多く、第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2012年4月より半年間NHK-Eテレ「テレビでフランス語」や、J-WAVE(FM)のナビゲーターを務めた。2014年10月には吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」でメインテーマ曲を演奏。2015年4月NHK-BSプレミアム「祈りと絆の島にて村治佳織 長崎・五島の教会を行く」に出演。2016年2月にはテレビ朝日「題名のない音楽会“弦を奏でる音楽家たち”」に出演。10月オリジナル・アルバム「ラプソディー・ジャパン」をリリース。2017年4月よりJ-WAVE「 RINREI CLASSY LIVING」のナビゲーターを担当。11月には、ベストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞。2018年3月テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。9月にリリースしたアルバム「シネマ」は、第33回日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。2019年1月アランフェス協奏曲を連続4公演成功させる。6月には横浜開港記念式典での記念コンサートに出演し好評を博す。また、ブルガリ アウローラ アワード2019を受賞。12月には、サントリーホール・大ホールにてソロリサイタルを行い、満席の中成功を収めた。

川井 郁⼦

⾹川県出⾝。東京藝術⼤学卒業。同⼤学院修了。現在⼤阪芸術⼤学(演奏学科)教授。国内外の主要オーケストラをはじめ、指揮者チョン・ミョンフンや、テノール歌⼿ホセ・カレーラスなどの世界的⾳楽家たちと共演。またジャンルを超えて、ポップス系アーティス
トや、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静⾹らとも共演。2008 年ニューヨークのカーネギーホール、2015 年にはパリ・オペラ座、2019 年にはワシントンD.C.での全⽶さくら祭りへの出演とフリーア美術館での単独公演を成功させるなど国内外で活躍。第36 回⽇本アカデミー賞・最優秀⾳楽賞を受賞。2020年DVD「LUNA」を発売。渋⾕オーチャードホールから世界中の医療従事者に⾳楽を通して感謝を伝える無観客チャリティーライブ配信コンサートを⾏う。⼤河ドラマ「麒麟がく
る」の紀⾏のテーマを担当。社会的活動として「川井郁⼦マザーハンド基⾦」設⽴。全⽇本社寺観光連盟親善⼤使を務める。使⽤楽器:ストラディヴァリウス(1715 年製 ⼤阪芸術⼤学所蔵)。『川井郁子 Unframed Notes』(TOKYO FM 金曜 18:00~18:25/FM 大阪
金曜 21:00~21:25)

幸田 浩子

東京藝術大学首席卒業。同大学院、文化庁オペラ研修所修了後、渡欧。数々の国際コンクールで上位入賞後、欧州の主要歌劇場へ次々とデビュー。ローマ歌劇場等大舞台で重要な役を演じ、名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。帰国後は新国立劇場、びわ湖ホール、二期会等の公演で好評を博す他、主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタル、NHK「気ままにクラシック」パーソナリティ等多彩な活動を展開。本年9月12枚目となるCD《花のまち~日本のうたⅢ~》リリース。今後は全国三ヶ所で野村萬斎氏演出の喜歌劇『こうもり』に出演予定。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。二期会会員

栁澤 寿男

2005-2007 年、マケドニア旧ユーゴ国立歌劇場首席指揮者。2007 年、国連コソボ暫定行政ミッション下のコソボフィル首席指揮者に就任。同年、旧ユーゴの民族共栄を願ってバルカン室内管弦楽団(以下 BCO)を設立。ジュネーブ国連欧州本部総会議場をはじめ、ウィーン、ニューヨーク、ベオグラード、サラエボ等でのWorld Peace Concert を開催し、パスカル・ロジェ、ペーテル・ヤブロンスキー、諏訪内晶子の各氏等と協演。2022 年 10 月には、ローマ・パルコ・デッラ・ムジカにおいて、BCO にローマ歌劇場管弦楽団等のメンバーを加え、またコリア・ブラッハー氏をソリストに迎え開催。コソボの芸術・文化の発展とオーケストラを通した地域和平への尽力によりコソボ大統領勲章(文化功労賞)を叙勲される。また、ベオグラード国立歌劇場「ラ・ボエーム」やサンクトペテルブルク響、プラハ響等、国内外の多くのオーケストラに客演。現在、BCO 音楽監督、コソボフィル首席指揮者、ベオグラード・シンフォニエッタ名誉首席指揮者、坂本龍一氏が音楽監督を務める震災復興のオーケストラ・東北ユースオーケストラ指揮者、京都フィルハーモニー室内合奏団ミュージックパートナー。著書に「バルカンから響け!歓喜の歌(晋遊舎)」。

京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団

近年、サラ・ブライトマンや玉置浩二をはじめとする先鋭的音楽活動が注目されている京都フィルハーモニー室内合奏団を中核に特別編成。京都フィルハーモニー室内合奏団は 1972 年に結成。一人一人がソリストの個性派揃いのプロの合奏団。定期公演、特別公演、室内楽コンサート、子供のためのクラシック入門コンサート等を主催すると同時に、各地ホール・教育委員会・鑑賞団体・テレビ・ラジオ・芸術祭等に多数出演している。「クオリティは高く、ステージは楽しく」というポリシーを持った京フィルは、クラシック音楽の他に様々なジャンルの音楽もセンスある編曲を施して演奏し、多くの聴衆を魅了している。国内外の演奏家や指揮者と共演する一方、狂言、文楽人形、津軽三味線、尺八等の日本の伝統芸能とのコラボレーションや、俳優、タレント、落語家、漫才師等の異分野との共演も積極的におこない、”挑戦する室内オーケストラ”と大好評を博している。また創立以来、活動の柱としている学校音楽観賞会では延べ3,000校、190万人以上の子どもたちに楽しい音楽を届け続けている。2020年より栁澤寿男氏をミュージックパートナーに迎える。