SHOW CASE

音楽詩「火垂るの墓」-シンフォニー朗読劇
麻倉もも&小林大紀・パシフィックフィルハーモニア東京

Date of Release

2025.10.4 Sat.

本公演は終了しました

 

2025年11月8日東京文化会館大ホールにおいて、音楽詩『火垂るの墓』シンフォニー朗読劇公演の開催が決定しました。『火垂るの墓』は、作家野坂昭如の戦争体験を題材とした作品(新潮文庫刊『アメリカひじき・火垂るの墓』所収)。戦火の下、親を亡くした14歳の兄(清太)と4歳の妹(節子)が二人だけで終戦前後の混乱の中で生きようとし、その思いも叶わず死を迎えていく物語が綴られています。アニメ映画『火垂るの墓』(1988年スタジオジブリ制作)は世界各国で上映され、戦争の悲劇を伝えるアニメ映画として高い評価を受け続けています。そして、2023年9月、作品の舞台となる西宮・兵庫県立芸術文化センターにおいて、現代音楽の巨匠・間宮芳生(2024年没)による映画音楽の『オーケストラ演奏』と『朗読』で構成した音楽詩『火垂るの墓』が実現しました。演奏会は多くのメディアで伝えられ、再演が切望されていました。そうした中、戦後80年、そして野坂昭如・没後10年にあたる本年、麻倉もも(節子役)をはじめ多彩な出演者と共に音楽詩『火垂るの墓』が蘇ります。パシフィックフィルハーモニア東京の指揮は、間宮芳生を継承する山下康介が担い、日本を代表するソプラノ幸田浩子の「埴生の宿」が登場。生命の再生を横浜少年少女合唱団と共に歌い上げます。アニメ映画「火垂るの墓」の世界配信が大きな話題となっている中、音楽詩『火垂るの墓』の上演は、『音楽』と『朗読』の融合による新しい芸術を示すものと信じます。

 

 

「当日券の販売のご案内」

◇11月8日(土)17:30より

◇東京文化会館大ホール

◇チケット:S6,500円、A5,000円(全席指定・税込・特製プログラム付)

◇学生チケット:1,000円(税込) ※特製プログラム付

※現金のみ

※学生チケットをご購入の場合、学生証のご提示が必要になります。

※未就学児入場不可

 

 

◆一般販売:2025年10月18日(土)

ぴあ: https://w.pia.jp/t/hotarunohaka-2025/

ローチケ: https://l-tike.com/hotaruno-haka

イープラス: https://eplus.jp/hotarunohaka/

 

 

 

 

2023年9月24日神戸新聞に、音楽詩「火垂るの墓(2023年9月17日(日)16時開演 (兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール)」公演関連の特集記事が掲載されました。

火垂るの墓 新聞記事

 

 

© 野坂昭如/新潮社,1988


西宮・香櫨園浜に立つ清太と節子

© 野坂昭如/新潮社,1988
西宮・香櫨園浜に立つ清太と節子

ARTIST

◆原作:野坂昭如「火垂るの墓」(新潮文庫刊『アメリカひじき・火垂るの墓』所収)

◆作曲:間宮芳生

◆編曲&指揮:山下康介

◆演出・構成:上海太郎

◆管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京

◆出演

麻倉もも(ステージ上朗読・節子役)

小林大紀(ステージ上朗読・清太役)

丸岡いずみ(ステージ上朗読・母親や疎開先の叔母役)

幸田浩子(ソプラノ)

◆合唱:横浜少年少女合唱団

◆演奏作品:

間宮芳生(山下康介編曲):音楽詩・「火垂るの墓」

間宮芳生(山下康介編曲):「日本万国博」メインテーマ 〜大阪万博公式長編記録映画のための〜、「太陽の王子 ホルス の大冒険」

J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 第2曲エール) O.レスピーギ:シチリアーナ(リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第3番)

ヘンリー・ローリー・ビショップ:埴生の宿 他

SCHEDULE

2025年11月8日(土)18時30分開演(17時30分開場)
東京文化会館

TICKET

一般販売
2025年10月18日午前10時

チケット:S6,500円、A5,000円(全席指定・税込・特製プログラム付)

ABOUT

◆主催:RENAISSANCE CLASSICS

◆後援:朝日新聞社

PROFILE

麻倉もも

6⽉25日生まれ、福岡県出身。声優・アーティスト。2011年に開催された「第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション」に合格し、翌年に声優デビュー。声優としての代表作は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』環いろは役、『アイドルマスター ミリオンライブ!』箱崎星梨花役、『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』食飼命日子役など。2015年に同じ事務所に所属する⾬宮天、夏川椎菜とともにユニット・TrySailとしてCD デビュー。2016年には1stシングル「明⽇は君と。」でソロデビュー。2025年7月には15枚目となるシングル「めいきゅーらぶみー」をリリース。同じく2025年にフルオーケストラとのコンサートツアー「RENAISSANCE CLASSICS『麻倉もも PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2025』を3会場で開催した。

小林大紀

9月23日生。声優。大阪府出身。81プロデュース所属。
代表作は『フューチャーカード 神バディファイト』(星詠スバル)、『アイドルマスター SideM』(水嶋咲)、『きのこいぬ』(きのこいぬ)、『魔法使いの嫁』(ゾーイ・アイビー)、『あんさんぶるスターズ‼』(天満光<2代目>)、『ダックテイルズ』(ルーイ)。インターネット配信番組「小林大紀・土田玲央のツイトーク」、81プロデュース・日本工学院・豊島区 産学官連携企画 朗読劇「天上の虹 万葉集編」他、ゲーム・ラジオパーソナリティ・ナレーション・舞台・作品に紐づいたキャストLIVEなど多岐にわたって活躍中。

幸田 浩子

東京藝術大学首席卒業。同大学院、及び文化庁オペラ研修所修了後、ボローニャ、ウィーンで研鑽を積む。数々の国際コンクールで上位入賞後、欧州の主要歌劇場へ次々とデビュー。ローマ歌劇場、カターニア・ベッリーニ大劇場、シュトゥットガルト州立劇場等大舞台で主要な役を演じ、オペラの母国で豊かな経験を積む。2000年には名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、『魔笛』夜の女王等を演じる。帰国後も二期会『魔笛』パミーナ、『清教徒』エルヴィーラ、『こうもり』ロザリンデ、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『ばらの騎士』ゾフィー、新国立劇場『ホフマン物語』オランピア、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『鹿鳴館』顕子、『夜叉ヶ池』百合、びわ湖ホール『リゴレット』ジルダ等多数出演。また幸田を“かぐや姫”役に想定して指揮者沼尻竜典氏が作曲したオペラ『竹取物語』は2014年の初演以来国内外で絶賛を博しており、最近では能楽師野村萬斎氏のオペラ初演出で話題を呼んだ全国共同制作オペラ『こうもり』アデーレで喝采を浴びた。他にも主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなどに加え、NHK-FM「気ままにクラシック」では笑福亭笑瓶氏とパーソナリティを務め、BSフジの音楽&トーク番組「レシピ・アン」ではMCとして出演するなど多彩な活動を展開。2024年3月にはNHK「名曲アルバム」で『シェルブールの雨傘』が放送され話題を呼んだ。CDも多数リリースしており、2023年12枚目のソロアルバム《花のまち〜日本のうたⅢ〜》を発表。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。二期会会員

山下康介

山下康介 Kosuke YAMASHITA(編曲・指揮)
1974 年、静岡県生まれ。東京音楽大学作曲専攻(映画・放送音楽コ-ス)卒業。映画「海辺の映画館~キネマの玉手箱」「花筐」「その日の前に」などで知られる大林宣彦監督の多くの作品に携わるほか、TV ドラマ「花より男子」(2005 年)、NHK 連続テレビ小説「瞳」(2008 年)、特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」(2021 年)、スーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ 」(2022 年)、アニメーション「ちはやふる」シリーズ(2010 年~)、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズなどの劇伴音楽作品がある。編曲作品においては、「題名のない音楽会」(ANB 系)では 2000 年よりレギュラーアレンジャーとして参加するほか、宮本亜門氏演出のミュージカル「太平洋序曲」「スウィーニー・トッド」などでは公演音楽監督を務めている。現在、洗足学園音楽大学教授、東京音楽大学特任教授。日本作編曲家協会(JCAA)理事。

丸岡いずみ

丸岡いずみ(司会)
1971年、徳島県生まれ。
元日本テレビ報道記者•キャスターとし『情報ライブ ミヤネ屋』『news every.』などで活躍後、フリーキャスターに。
現在は、日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』にコメンテーターとして出演中。
故郷の四国放送で『丸岡いずみのまるごとラジオ』のパーソナリティーを、また、今年11月からは、ラジオ日本•ラジオ関西などで、ピアニストの西川梧平氏と共に、悩める人に寄り添う番組『Open the door』のパーソナリティーも務めている。
メディア以外の活動として、2022年より、カウンセラーの資格を生かし、不登校経験のある児童•生徒などが通う松実高等学園の顧問を務めるなど、教育や心理の分野でも活躍中。

パシフィックフィルハーモニア東京

パシフィックフィルハーモニア東京は、伝統と革新を取り入れ、常に新しいスタイルを生みだしながらクラッシック音楽の本質を探求、時代の先駆けとなる演奏に挑戦しオーケストラのあり方を再定義します。音楽監督の飯森範親が率いるこのオーケストラは、演奏項目の領域を広げ、地域とのコミュニティを築き、斬新かつ多彩な音楽活動を行っております。1990年設立。旧東京ニューシティ管弦楽団。

横浜少年少女合唱団

横浜少年少女合唱団は、1965年(昭和40年)8月、みなとヨコハマを代表する合唱団を育成しようと、当時の横浜市教育委員会や横浜市小・中学校音楽教育研究会の有志の方々によって創立されました。以来、山下公園に浮かぶ日本郵船氷川丸船内ホールを練習場に、今日まで歌い続けてきました。現在、約100名の団員が毎週土曜日、熱心に練習を続けています。演奏活動は、毎年6月2日の横浜開港記念式典をはじめ、公の機関が主催する行事に参加、秋には、定期演奏会を開催しています。また、数年毎に海外公演を行い、すでに中国・ドイツ・カナダ・オーストラリア・ロシア・ハンガリーの皆さんと交流を深めています。2015年12月には日韓国交正常化50周年記念事業の一環で韓国に招聘され演奏会を行いました。